心に移りゆくよしなし事を、そこはかとなく書いていく予定
訃報
突然すぎる死の報せ
昨日までそこにあった、そうだと思っていた命の灯火がひとつ、ひっそりと消えること
理由はわからない
なぜ亡くなったのか
なぜ彼なのか
嘘だと思いたかった
遅ればせながらのエイプリルフールだと
そう言ってほしかった
死の瞬間、彼は何を思ったのだろう
幸せな過去?辛い現実?まだ見ぬ未来?
遺された方々のことを想うと胸が締め付けられる
写真を見れば鮮やかに甦る
声、話し方、仕草、そして暖かなヴィオラの音色
不思議と涙が出てこない
つながりが薄いから?
実感がわかないから?
それとも、私の心が凍りついているから?
そんな疑問が頭の中をぐるぐると巡っていた
思えば昔からそうだった
「死」に直面したとき、私の心は宙に浮かぶ
そこから周りを見つめるのだ
驚くほど冷めた目で
驚くほど冷静に
今までいくつかの「死」を見てきたけれど
いつもそうだった
冷めきった私の心
激しすぎる周囲との温度差
なぜだろう
なぜ私は泣かないのだろう
なぜ私は泣けないのだろう
風に吹かれて散る桜
舞い散る花びらは桜という花の終焉を告げる
それでも桜は翌年も、そのまた翌年も綺麗な花を咲かせる
「終わり」じゃないのだ
散って終わりじゃない
だけど、命は違う
散ってしまった命はもう戻らない
儚すぎる命の終焉
どれだけ手を伸ばしても届かない所への旅立ち
願わくば、彼に安らかな眠りが訪れんことを
少し、整理が必要だ
突然すぎる死の報せ
昨日までそこにあった、そうだと思っていた命の灯火がひとつ、ひっそりと消えること
理由はわからない
なぜ亡くなったのか
なぜ彼なのか
嘘だと思いたかった
遅ればせながらのエイプリルフールだと
そう言ってほしかった
死の瞬間、彼は何を思ったのだろう
幸せな過去?辛い現実?まだ見ぬ未来?
遺された方々のことを想うと胸が締め付けられる
写真を見れば鮮やかに甦る
声、話し方、仕草、そして暖かなヴィオラの音色
不思議と涙が出てこない
つながりが薄いから?
実感がわかないから?
それとも、私の心が凍りついているから?
そんな疑問が頭の中をぐるぐると巡っていた
思えば昔からそうだった
「死」に直面したとき、私の心は宙に浮かぶ
そこから周りを見つめるのだ
驚くほど冷めた目で
驚くほど冷静に
今までいくつかの「死」を見てきたけれど
いつもそうだった
冷めきった私の心
激しすぎる周囲との温度差
なぜだろう
なぜ私は泣かないのだろう
なぜ私は泣けないのだろう
風に吹かれて散る桜
舞い散る花びらは桜という花の終焉を告げる
それでも桜は翌年も、そのまた翌年も綺麗な花を咲かせる
「終わり」じゃないのだ
散って終わりじゃない
だけど、命は違う
散ってしまった命はもう戻らない
儚すぎる命の終焉
どれだけ手を伸ばしても届かない所への旅立ち
願わくば、彼に安らかな眠りが訪れんことを
少し、整理が必要だ
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